2015年11月25日

お知らせ

妙心寺現地案内はおかげさまにて無事終了いたしました。
大勢のご参加をいただき、ありがとうございました!


妙心寺現地案内に関するお知らせ

11月28日(土)の妙心寺現地案内は、当初

大心院 と 桂春院 の二塔頭の拝観

を予定しておりましたが、人数の都合により

法堂・方丈・明智風呂 と 桂春院

の拝観を行うことにいたしました。

当日午前中に法堂の見学を予定しておられた方は
恐縮ですが、ご変更いただければ幸甚です。

当日は退蔵院の他、大法院も特別公開されています。

大法院は来年の大河ドラマの主役、真田幸村ゆかりの塔頭です。



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法堂 狩野探幽渾身の龍

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桂春院 真如の庭

当日は多人数様となりましたので
何かとご不便、ご迷惑をおかけすると存じますが
全力でご案内させていただきますので
なにとぞご海容賜りますようお願い申し上げます。


集合は午後1時、妙心寺南総門前です。
くれぐれも時間厳守にてお願いいたします。


京都・清遊の会


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2013年11月22日

源氏物語 絵画展のお知らせ

 中村帆蓬さんの

 古典を楽しむ 「源氏物語」 挿絵展 Y 

            
          ─
若菜 から 幻 ─ 

     
         11
26(火)〜 121() 11時〜6時(最終日5時まで)

      於 ぱるあーと (京都市上京区西洞院通丸太町一筋上ル)



錦秋の頃となりました。

中村帆蓬(はんほう)さん「源氏物語」挿絵展が催されます。

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古典絵画を品格あるタッチで描く中村さんの画、もうおなじみですね!


今回のPART Y は、「若菜(わかな)上 〜 幻(まぼろし)」(34帖〜41帖)。

若菜上、若菜下、柏木、横笛、鈴虫、夕霧、御法、幻の巻。

王朝人の織りなす典雅な世界にも哀感ただよう場面が見え隠れしています。


ぜひともお誘い合わせの上お出かけください。


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 1128日午前11時より 
   中村さんによるストーリーと絵画の解説が行われます。
                  (資料代5百円要)
    
   ご希望の方は下記までお問い合わせください。

                
               
京都・清遊の会事務局  
                             Email: info@kyo-seiyu.net


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2013年11月05日

清遊ブログ    亥の月、亥の日に

11月に入り、いよいよ秋も深まってきました。

京の北郊、鷹峯・源光庵では薄や色づき始めた紅葉がやわらかな景色を見せています。

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さて和菓子好きにとっては
11月といえば「亥の子餅」。

先日、二条通り寺町東入の京料理「二條 ふじ田」に出かけ、美味しいお料理の最後に出されたのが今年初めての「亥の子餅」でした。

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ほかには光琳菊の薯蕷饅頭と可憐な桔梗をあらわした外郎製。

秋の到来を感じさせる和菓子です。

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             (いずれも二條若狭屋製)


亥の子餅はほかにくらべて地味なお菓子ですが、じつは京都ではこの時季のたいせつなお菓子です。


平安時代に遡りますが、陰暦10月の亥の日、禁裏では御玄猪(おげんちょ)の儀式が行われていました。
御玄猪の式は、10(亥の月)の亥の日に行われ、無病息災と、猪の多産にあやかり子孫繁栄を祈ったもので、天皇から官人に餅を賜わる行事でした。

餅は、赤、黒、白の三色で、官位によって餅の色や数が決められ、紙に包み、初めの亥の日には菊の葉を、中の亥の日には紅葉の葉を、下の亥の日には銀杏の葉を添え包んで下賜されたといいます。

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玄猪包香合 中村帆蓬画 
江戸時代の陶工で優れた芸術家でもあった仁清が
玄猪包の意匠を香合に見立てたもの。



餅は、大豆・小豆・大角豆
(ささげ)・胡麻・栗・柿・糖(水あめ)の7種の粉で作ったといわれ、現在、玄猪の餅に由来する亥の子餅は京の和菓子屋ではそれぞれに中身を工夫して作られています。


11
1日、京都御所の西向かいにある護王神社では亥子祭が営まれ、亥の子餅を舂(つ)く神事が古式にのっとり行われます。

亥の子祭3.JPG 護王神社亥の子祭 御舂(おつき)の儀

亥の子祭 (2).JPG 御玄猪調貢の儀 御所の清所門にむかう。


護王神社では狛犬のかわりに狛いのししが相対しているのをご存じの方も多いでしょう。

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護王神社狛いのしし1.JPG 護王神社狛いのしし2.JPG


護王神社は和気清麻呂(わけのきよまろ)と姉の和気広虫(ひろむし)がお祀りされていますが、ちょっと由緒をひもといてみましょう。

奈良時代末、称徳天皇は弓削道鏡(ゆげのどうきょう)という僧に信頼を寄せ、天皇の位を譲ろうとされました。そして宇佐八幡宮のご神託を受けに清麻呂をお遣わしになりました。
しかし清麻呂は、皇位には皇族をあてるべしとの神託を上奏したのです。
道鏡の野望から皇統を守護した清麻呂はそのため道鏡の怒りにふれ、穢麻呂
(きたなまろ)と名を変えられ、足の腱を切られ大隅国(鹿児島県)に流罪となりました。
大隅に向かう途中、宇佐八幡に立ち寄ろうとすると、どこからか現れた三百頭のイノシシが清麻呂の輿を守り、宇佐へ清麻呂を無事に送りとどけました。
そして宇佐に着いた時には清麻呂の足も平癒していました。この故事にちなみ猪が神使となったといわれています。


和気清麻呂はのちに復権し、桓武天皇のもと平安京の造営大夫となって活躍しました。

清麻呂の御廟は高雄の神護寺にありますが、明治になって御所の西の現在の地に護王神社として遷座されました。

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           神護寺の和気清麻呂公廟所


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護王神社の清麻呂像



また洛西の愛宕山に鎮座する愛宕神社も猪を神使としています。


社殿や鳥居に彫り物が見られ、神仏習合時代には勝軍地蔵と摩利支天をお祀りしていました。

摩利支天は日月の光を神格化したもので、天女の姿で足元に猪を踏んでいることから神使となったとされます。

摩利支天.jpg 

摩利支天 一切の災難を除き、身を隠す術を得ると信じられ、
武士の守護神としても崇められられた。



11
月亥の日に行われる例祭では火難除けと子女の良縁があるよう祈り、家では萩の餅を配り、炬燵(こたつ)開きを行ったといいます。この日に炬燵を開けると火難を免れるのだそうです。

愛宕さんの「火迺要慎」(ひのようじん)の祠符は京都のどこの家にも台所などに貼って火難除けとされ、京都で火伏せの神様といえば愛宕さんということになります。

また萩は樒(しきみ)とともに愛宕山の名物とされ、「萩に猪」は愛宕さんにとって欠かせないものでありました。

「獅子に牡丹」と同様に「萩に猪」は今では花札に見られるくらいではないでしょうか。

摩利支天は禅宗や日蓮宗の寺院にも勧請されています。

東山建仁寺の禅居庵、西陣の本法寺には摩利支天堂がありますね。ほかにももっとあるでしょう。



堀川寺ノ内の本法寺は静かな佇まいの寺院ですが、近辺にも宝鏡寺や表千家、裏千家などの茶家があり、しっとりした雰囲気を味わえるところです。


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                       本法寺 楼門

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本法寺境内 
現在本堂修理中のためお庭は見学できませんが、多宝塔建築や開山堂、
本阿弥光悦手植えの松、長谷川等伯像などを見ながら散策を楽しめます。いいところです!

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         本法寺の摩利支天堂と堂前の狛いのしし



本法寺を出るとお向かいは裏千家。軽快な屋根の兜門が見えています。

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                 裏千家今日庵

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                 表千家不審庵

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本法寺の向かいは裏千家、そして表千家があり、内弟子さんや着物姿の女性などお茶にかかわる人たちが行きかいます。
近辺には職家、茶道具屋、和菓子屋、和傘や和装の店などがあり、京都らしさが感じられる場所でもあります。


11
月は茶家では風炉をしまい、炉を開く炉開きの時季となります。

また春に新茶を詰めて保管しておいた茶壺の封を開ける「口切」(くちきり)にあたり、口切や炉開きの茶事、茶会が行われます。茶の湯の世界ではまさにお正月ともいえる行事です。

この口切や炉開きの茶によく出されるのが亥の子餅。

茶の湯にことよせて千家の近くにあります茶道具店、平松栄祥堂で猪にちなんだお道具を見せていただきました。

安南写いのしし香合.JPG

          安南写 猪香合 久世久宝作

膳所焼茶碗.JPG

        膳所焼 猪の画茶碗 岩崎新定作


お茶碗のなかでいのししが駆けているようですね。

栗の絵のお茶碗でお茶をいただき…。

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紅葉のお茶碗も拝見し─

こんな錦繍の景色ももうすぐですね!

永楽即全造紅葉の画茶碗.JPG

              仁清写 永楽即全造



さてさて、亥の日には建仁寺の塔頭、禅居庵にお参りしました。

何を隠そう、じつは亥歳生まれなのです。

禅居庵摩利支天.JPG


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禅居庵摩利支天堂.JPG
               摩利支天堂

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参道には山茶花がたくさん咲いていました。 


お参りのあと、近くの鍵甚良房へ。

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これが今日の眼目??(笑) 鍵甚の亥の子餅。

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まるで瓜坊の背のようなお餅のなかにはなんと柿、栗、銀杏が入っています!

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亥の子餅には肉桂が入っていることが多いのですが、肉桂の香りはなく、胡麻の風味とあっさりしたこし餡が中身を引き立てていました。一風変わった亥の子餅ですが秋の木の実が現代風です。


亥の日に亥の子餅をいただき、今日の取材は終了となりました。


美味しいものをいただける幸せ。そしてこんな楽しい町歩きができる幸せ。

秋の空気をいっぱいに吸って、快復した足で、また京の町を元気に歩ける喜びをかみしめた一日でした。

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2013年10月24日

魅惑の京都 東京講座 第2クール

京都・清遊の会主催 東京開催

魅惑の京都 第2クールご案内                    



いつも京都・清遊の会にお越しいただき、ありがとうございます。

東京講座の第2クールは下記の予定で開催します。


 皇室、大社、巨刹……いずれ劣らぬ圧巻のラインナップです。


 お茶に秦氏に天神さんに浄土念仏……。難しいですか(笑)?

 いえいえ、知れば知るほど見えてくるものがあります。

 それが京都の厚み、深み。

 他では決して知ることができない、
 
超ど級の京都の魅力満載の講座です。


魅惑の京都講座 東京開催 日程  

●時間は午後130分〜430分予定


1回 1027日(日)  きゅりあん (終了しました!)  

日本文化の精華 魅力の京都御所

御所建礼門.JPG 

       京都御所・建礼門と紫宸殿大屋根

 

2回 1124日(日)  江戸東京博物館  

茶禅一味の聖地・大徳寺と小徳寺?

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二重額の意味は? 大徳寺三門



3回 1223日(月祝) 江戸東京博物館  
巨刹・知恩院 浄土信仰の総本山

知恩院 法然画像.jpg この方の恩を知る寺 知恩院 法然像



4回  126日(日)  江戸東京博物館
稲荷信仰と伏見稲荷大社 秦氏の神とは?


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くわえているのは何? 伏見稲荷大社楼門



5回  223日(日)  きゅりあん  

左遷された神? 北野天満宮の真実

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北野天満宮楼門 はてこの門はどこの門?


6回  323日(日)  きゅりあん  

世界遺産って何? 東本願寺の圧巻!

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この門の扁額、ご存じ? 東本願寺御影堂門         



受講料 

各回お一人3000円  

全回一括お振込みの場合、総額18000円を15000円に割引いたします。

各回ごとのお振込みでも一括のお振込みでも、振込手数料は恐縮ですがご負担ください。



お申込み要領

ファックス、メールまたはこのホームページからお申し込み下さい。

お申込み頂いた方には、ご入金確認後、事務局より参加証を送付いたします。

講義当日にご持参、ご提示ください。ご不明な点は下記事務局までお問い合わせください。

お振込先 みずほ銀行 出町(でまち)支店(587)  普通 1161285   
         名義  京都 清遊の会


申し込み〆切

お申し込みは随時受け付けております。
ただしレジュメ作成の都合上、事前申込制とさせていただきますので、
ご参加回の一週間前までにお申し込み下さい。

京都・清遊の会 事務局   

603-8341  京都市北区小松原北町13530108
TEL&FAX 075-465-9096  
e-mail: info@kyo-seiyu.net  
URL: http://www.kyo-seiyu.net

 



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2013年02月02日

ご報告とお知らせ

寒さ極まる時期ではありますが、すこしずつ日が長くなって、春の便りが待たれる頃となりました。

京都・清遊の会では、16日、堤講師の「魅惑の社寺 広隆寺」で今年の幕開けとなりました。

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              広隆寺 上宮王院太子殿


聖徳太子から秦河勝、そして秦氏から日猶同祖論、境内の解説ではご本尊の変遷や仏像の秘密、建築の興味深い話などなど、いつもながらの圧巻の講義が繰り広げられました。

そして19日「京都世界遺産講座 平等院」(京都)、27日(東京会場)が行われました。

いちばん美しい富士山でした。1月27日、東京講座への車中にて.JPG
 27日、快晴の富士



三時間あるのになぜこんなに早く時間がたつのでしょう!!

末法とは? 白川金色院とは? 観無量寿経の十六観想とは? などなど、末法の世にタイムスリップしたかのごとく、講師の語る宗教観に耳を傾けました。

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               平等院 阿弥陀如来像


31日には、「こころみ講座 新年の和菓子と京の菓匠」として中川による講座を持たせていただきました。

干支菓子、御題菓子、老舗の菓子司などご紹介、また、江戸から明治、明治維新からの和菓子業界の復興の力となった出来事などについてお話しし、菓子司「聚光」の珍しいはなびら餅を賞味しました。
質問の手も上がり、最後は食べて笑って賑やかな時間となりました。


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       驚きの
ロングセラー「不老泉」 二條若狭屋

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   パワーポイントはうまくできたでしょうか?()


和菓子の文化にかぎらず、日々の京都暮らしのなかから見えてくる歴史の一端など、またお話しさせていただく機会があればと思います。



京都・清遊の会ではこの春も充実の講座・催しを予定しております。
(なお、2月の世界遺産講座は次ページをご覧ください。)


321日(木)、24日(日)  「八重の逸話と哲学の道散策」講師 堤 勇二
               (雨天時は永観堂見学)
   


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        新島八重墓所(参考写真)

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                  熊野若王子神社


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7日(日) 「伊勢神宮の秘密」  講師 堤 勇二

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宇治橋 大事なのは太陽ではなく、橋の真ん中のライン。

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外宮 御正宮 
 左の空き地が遷宮予定地 空き地でないのがわかりますか?


 


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27日(土) 「和菓子における贈答の文化」    講師 井上由理子

また、東京堤塾は、3月より新たに「魅惑の京都」シリーズが始まります! 


京都も東京も、いずれも他では聞けない、とっておきの内容満載!


各催し・講座のご案内は順次アップの予定です。


本年も京都・清遊の会にお越しいただきますよう
どうぞよろしくお願いいたします!


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                        広隆寺の椿

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2012年05月10日

清遊ブログ  大田の沢のカキツバタなど

風薫る五月。

季節は移り、新緑が目に染みる頃となりました。

上賀茂の大田神社に出かけました。

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京都に住んでいてもなかなかタイミングよく花の咲く頃に行けることがないのですが、今年の「かきつばた」はどうでしょうか。


神社の辺りは連休が明けたところで、ようやく静けさを取り戻していました。

お参りするより先に大田の沢をのぞいてみます。

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咲いていました! 

見たかったこの景色がありました。

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周囲の新緑に溶け込んだ、紫と緑の見事なこと。

古代より群生しているという野生のかきつばた。

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「神山や大田の沢のかきつばた 
   ふかきたのみは 色にみゆらむ」  

俊成の歌に詠まれた風景は目の前にあります。

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この大田の沢も、深泥池も、昔、京都が海だったことを示すもの。

今が見ごろで、5月20日頃まで楽しめるそうです。


さて参道を進み、本殿にお参りします。

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大田神社は上賀茂神社の境外摂社で、上賀茂神社より先に祀られていたこの地域一帯の地主神。

そして上賀茂さんの摂社はすべて拝殿を持っていると先日の講座で教わりました。


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御祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)。

拝殿は割拝殿になっています。


ここで、毎月十日の夜、ちゃんぽん神楽が奉納されます。


参道の両側には白鬚社、百大夫社、鎮守社。 

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参道の入り口には福徳社があります。

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大田神社をあとに、賀茂川の東にある府立植物園のなかの「半木(なからぎ)神社」へ。

半木神社へは北山通り側の入口から入ると近いのです。

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半木神社のある「なからぎの森」は周りに池がめぐり、庭園の景をなし、静かで素晴らしいところ。

木々が茂り、下草や土を踏んでの散策は気持ちが休まります。

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風が渡ると水面が揺れて。

いつまでも佇んでいたいお勧めの場所です。

こんなほほえましい光景も。

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半木神社の御祭神は天太玉命(あめのふとだまのみこと)。

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この辺りは錦部(にしごりべ)の里といい、カモ氏によって開墾された地で、古く養蚕製糸の業が営まれたところだそうです。

カモ族と秦族の人々がこの業の守護神として四国阿波国から天太玉命を勧請したと伝えています。

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最後に同じく上賀茂神社の末社「小森神社」をご紹介しましょう。
北山通りと大宮通りの交差点から少し北へ行き、東に折れたところ。



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小森社はなんと緑町公園という児童公園のまん中に鎮座していました!

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がらんとした公園の真ん中に石垣が造られて、そこに祀られています。


ちょっと珍しい光景。

御祭神は水分(みくまり)神。石段を上ってお参りしました。

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遊具のライオンが狛犬の役割みたいです…。


でもじつはもっと守られていました!


地元にいてしか撮れない写真をご覧ください。

これぞ京都通? それではまた。

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2012年01月06日

清遊ブログ  辰歳はじめ 雪の朝に

新しい年が明け、初めての雪が降りました。
雪は吉兆のしるし。
ことしが佳き年となりますように願い、折々に再びブログを書かせていただきたいと思います。
相も変わらず拙いものですがご覧いただければ幸いです。 

うっすら雪化粧した町の風景。
朝方はかなり降っていたようですが、だんだんやんできました。じきに融けてしまうかもしれません。

まずお山(比叡山)を見たいと思って出てきたのですが…。
北山通りを賀茂川に出て、加茂街道を南へ。
残念ながら曇っていて見えません。代わりに薄化粧した大文字山の姿が。これは京都に住んでいると馴染みの風景かもしれませんけれど。

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やはりホームグラウンド?の大徳寺山内に戻って来ました(笑)。
高桐院の石畳。翠の松が雪を被って新年にふさわしい趣。

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そういえば、お気づきかもしれませんが、このホームページの表紙デザインも高桐院の雪景色です。


北側に回って竹林を見上げるとしんとして澄んだ空気。
粉雪が舞っています。
耳を澄ますと鳥のさえずり。
風が吹いて竹がざわざわ鳴る音。
聞こえるのは自然の音だけです。

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向かい側の龍翔寺。龍翔寺は修行道場ですが、そのせいでしょうか、やはりピンと張りつめた空気を感じます。

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ここはいつ来ても静かで清々しいところです。


大徳寺は龍宝山の山号を持ちますが、山内の塔頭も龍の名を冠するところがいくつかあります。
この龍翔寺もそうですし、龍光院、龍源院、龍泉庵なども。

大徳寺の近くの船岡山には東麓に大池があり、山の東端が池中に突き出し、それが海に浮かぶ大船のようであったところから船岡と呼ばれたと堤講師から教わりました。
その大池に棲む龍という意から大徳寺を龍宝山と名付けたのだそうです。

 
さて、新年も5日ともなれば町の中は日常の顔に戻っています。

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なにやら面白そうなものを見つけました。

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ここは堀川今出川の交差点。和菓子の鶴屋吉信さん。
表のディスプレイは「嵯峨面」と餅花のお飾りでした。
嵯峨面は十二支のお面が並んでいます。

(子、丑、)寅、卯…。

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ありました!辰…お隣は来年の干支・巳さんですね。

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午、未…。

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嵯峨釈迦堂(清涼寺)では古くから大念仏狂言が行われていますが、この大念仏狂言で使われる面を模して作られたのが嵯峨面だそうです。
江戸時代以降、厄除けや魔除けとして寺社の門前で売られていましたが、戦時中に完全に途絶え、復興したのが、初代藤原孚石氏。
赤鬼、青鬼、お多福、ひょっとこ、武悪面、不動明王などあり、それぞれに素朴で味わい深いものです。「張り子」といわれる手法で、古書をさばいて面型に張り込んで作られているのだそうです。

 餅花にも辰が飾られて、愉快そうに空中でゆらゆら踊っています。

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嵯峨面に誘われて広々した店内へ。
ウインドウを覗きこみ…いろいろと迷いながらも、辰()の意匠から主菓子と干菓子を選びました。

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主菓子のじょうよ饅頭は龍頭の宝船。
龍頭というと大沢の池、観月の風景を連想してしまいますが、宝船となるといっそう豪華ですね。

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お干菓子は辰車。かわいらしい辰です。

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こんなものもありました。この本店だけで販売されている「観世井」のお菓子。

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すぐ近くの西陣中央小学校に、足利義満から観阿弥清次が拝領したと伝わる屋敷地があり、観世水
(かんぜみず)と呼ばれる井戸跡があります。

この井戸の渦を巻いて湧く波紋が観世流の紋様である水巻模様のもとになったといわれ、井戸の脇にある観世稲荷社には観世龍王と一足稲荷が祀られています。

昨秋、紫野・西陣案内で訪ねたばかりですが、「観世井」のお菓子を見て思い出してしまいました。

この鶴屋吉信本店の前には「舟橋」の石碑が建っています。

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古くから舟橋と呼ばれ、堀川が氾濫すると舟をつないだところからそう呼ばれた由。
また「京町鑑」では足利尊氏の執事・高師直の邸があり、泉殿の下に舟橋をうかべて結構をつくしたのが地名になったと記されている等。 

ご存じのとおり、なによりここは応仁の乱で西軍の山名宗全らの陣がおかれたところ。もう少し西に行くと今出川通りに「西陣」の碑が建っています。 

またまたローカルなご紹介になってしまいました。
ローカルついでに、昨秋のご案内の折にはまだ咲いていませんでしたので、
妙蓮寺椿と、同じく妙蓮寺のお会式桜をご覧ください。
いずれも年末に撮ったものです。
 


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すこし華やいだ気分になっていただけたでしょうか。

このブログでは季節の風景、風物といったものをご紹介したいと思っておりますが、どうなりますことやら…。
どうか気長にお付き合いください。それではまた。

        
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2010年06月02日

活動実績のご紹介

京都・清遊の会では毎月、数回の企画を実施しています。

これまでの実施企画をご紹介します。

1月
 三寅(みとら)に寅歳祈願! 鞍馬寺参拝

 庚寅(かのえとら)歳の新春を祝し、戊寅の月、丙寅の日の
 「三寅」に当たる1月16日に虎が護る鞍馬寺を参拝。


2月
 寺町通散策ツアー 第一回上善寺から梨木神社まで


3月
 東山七条界隈の名所と史跡を歩く

 三十三間堂見学および豊国神社など周辺名所史跡。


4月
 京都御所 春の特別拝観ツアー・ビギナーのための御所案内
 ・御所案内と「宮中ゆかりのお菓子」のお話・お菓子の会


 世界遺産シリーズ 西本願寺見学


5月
 葵祭
 ・競馬見学と上賀茂神社境内案内
 ・葵祭 路頭の儀、走馬の儀見学(於上賀茂神社)


 鷹ヶ峰の寺々としょうざん庭園


6月
 世界遺産 高山寺探訪


 鞍馬 竹伐会見学と宝物館拝観


 寺町通散策ツアー 第二回
 ・清荒神護浄院から井原西鶴句碑


 北野天満宮案内と茅の輪くぐり


 京都おもしろ講座 
  テーマ・祇園祭の見方・楽しみ方
 上御霊神社拝観

 祇園祭宵山町会所飾り見学
   午前  室町通周辺山鉾
   午後  新町通周辺山鉾


 祇園祭花傘巡行見学
 八坂神社境内・真葛ヶ原案内

 祇園祭講座(於・宇野商店)
   テーマ・花傘巡行と還幸祭の秘密

 祇園祭還幸祭見学


< ジョイント企画 >


1月 
 開運・京の福神(ふくがみ)を楽しむ
  (共催 アトリエ・ル・レーブ、ホテル・モントレ)


2月
 寺町通の寺々と出町の史跡を訪ねて
  (共催 出町枡形商店街 後援 京都商工会議所)

posted by 清遊 at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする