2017年03月21日

「春酔一刻値千金」講座 ご報告

318()の京都・清遊の会は、午前の「洛中の酒」講座、午後からは上京区の丸太町橋西詰の女紅場址(にょこうばあと)から鴨川沿いを歩き、松井酒造さんの見学を行いました。



午後の集合場所ではサプライズが! 


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なんと! 

療養中の堤講師が短時間でしたが案内に来てくださいました。


みんなびっくり、大喜び! 再会を喜びました。

順調に治療を続けられておられるとのこと。

早く講座に戻ってきていただきたいです。



丸太町橋では明治の女紅場の話、鴨川畔におりては中原中也とかつての丸太町橋西詰にあった古書店の話、三本木の遊所など町の成り立ちの話。


東三本木通の頼山陽の旧宅「山紫水明処」では「水西荘」主屋跡で文人たちの交流の場であった旅館「信楽」の話など興味深く聴きました。


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立命館大学発祥の地を通り、圓通寺の前では右京区の轉法輪寺との関わりに耳を傾けました。



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荒神橋。慶応三年に架けられた橋で、以前は牛車や馬車が川を渡っていたため、牛馬用の車輪の溝をつけた車石が設けられた車道がひかれ、現在鴨川から荒神橋に上がるかつての車道にその名残が伝えられています。


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現在の荒神橋は大正三年に架け替えられたものですが、昭和28年の有名な荒神橋事件の悲劇や、その事件と関連して今はなき喫茶「しあんくれーる」のことなど、とどまるところを知らないほどお話は続きました。



さて、さらに歩いて川端東一条の松井酒造「鴨川蔵」を見学。


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享保11年(1726)創業、銘酒「神蔵 KAGURA」「富士千歳」「金瓢」の醸造元。



蔵内の見学は皆さん興味津々。


醪(もろみ)のタンクも真近で見学。いい香り……。


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ご案内くださったのは蔵を率いる松井さん。最新鋭の設備を備えつつ、人の手で丁寧に行われる松井酒造独自の醸造。



なめらかなお話しぶりに誘われてか皆さんからの質問もたくさん出ました。


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お待ちかねの試飲!


無濾過、生原酒の「神蔵」をはじめ、にごり酒など数種をいただき、おかわり続出!


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まさに新酒の季節。いいですねー。


おかげさまにて「春酔一刻値千金」講座は無事終了いたしました。


ありがとうございました!


















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2016年08月14日

ご報告

残暑お見舞い申し上げます。


本日814日、かねてより病気療養されておりました堤講師が「天皇と京都、そして日本」の講座で復帰されました。以前と変わらぬ力強い弁舌、充実の講義内容でお話しいただきました。


猛暑のさなかにもかかわりませず、大勢のみなさまにご参加いただき誠に有難うございました。


今後とも清遊の会の講座にお越しいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

                      京都・清遊の会事務局


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2015年12月03日

妙心寺現地案内報告

1128日、堤講師による妙心寺の現地案内を行いました。


前日の寒さとは打って変わって秋晴れの暖かな日となりました。

皆さまの精進のおかげ? 講師の精進のおかげ? とにかくよかったです。


南総門前に集合。はみ出した文字がそのまま彫り込まれた寺標に先ず驚き! 

これが妙心寺の禅の力です、との説明に一同納得。


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三門は山内唯一の朱塗楼閣建築。

正面から、そして横から見上げて、上層と下層の柱一本分の違いという絶妙のバランスを堪能。あわせて四方の獅子頭や逆蓮柱もたっぷり鑑賞しました。



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仏殿と四派の松。妙心寺の源流となった四派の法脈を象徴していたのですね。



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寺号の由来を示す仏殿の釈迦如来拈華像。



大方丈では回廊に添って妙心寺派寺名一覧が! 圧巻の3400ヶ寺!


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塔頭では桂春院を訪ねました。


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ここには「清浄の庭」をはじめ四つの庭があり、こちらは「侘びの庭」



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方丈の経座越しに見る庭の見事さ。皆さん写真におさめておられましたね。


仏間正面には狩野山雪の「松に月図」。そしてそれに向かい合う「真如の庭」の細部にわたる計算された意匠。いやはや、なんとすばらしい空間でしょう!

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講師の案内に耳を傾けるうち、はやくも夕暮れ近くに。


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しかしながらただ歩くだけの石畳にすら感動の逸話が敷き詰められていたとは。




こんなほほえましい石仏もおられました。


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春光院の前では、亡き息子・堀尾金助を想い裁断橋擬宝珠に銘文を彫った母の話、南蛮寺にあった鐘の話、そして久松真一氏はじめ禅学と近代哲学の話は講師の本領発揮というか、面目躍如たるもの。

いやはやなんと申しますか……。何も申せません。


続いて霊雲院では西田幾多郎先生の話を。

もうすでに門が閉まっていましたので、雰囲気はこちらの写真をご覧ください。


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鳳院の前で。

向唐門と平唐門の話を聞き、しばしいにしえの大宮人に思いを馳せるうちに、ちょうどその二つの門に夕日がさして輝き出したではありませんか! 感激……


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そして四派の松の源流となった妙心寺中興の祖・雪江宗深が開いた塔頭、衡梅院の前で。通常の案内ではなかなか聞けない深いい話でした。


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境内にはまだまだきれいな紅葉も見られ、大満足の妙心寺散策。


大勢さまのご参加をいただき、本当にありがとうございました。


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2015年03月11日

清遊散歩報告

西院界隈散策報告

3月7日(土) 予報が見事に外れ、朝から雨もよいで不安ななか
多くの方のご参加を得て、西院界隈の清遊散歩が行なわれました。


集合・出発場所は西大路四条東北角の高山寺
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同じ名前のお寺がありますが、
こちらは黒谷さん系の浄土宗寺院。
中世の時代を象徴します。


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境内に一際目立つ大地蔵。
金戒光明寺からもたらされた河原地蔵です。
隣の石碑は室戸台風の慰霊碑。
かつて賽の河原と称された葬送地でした。


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大地蔵を取り囲む石仏群。
秀吉の御土居がなくなり、
再び姿を現しました。
男女がペアの道祖神像があるのも象徴的。


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ビルの壁に埋め込まれた淳和院発掘調査碑。
気付かない人が多いですが、基調な資料。
西院は古代、中世、近世、そして近代と
それぞれの時代を見事に捉えた遺跡が特徴です。



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古代(平安時代)の象徴 西院春日神社。
藤原氏の祖神・春日四神と若宮の神が
春日造の社殿に祀られています。


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しかし、今回の主役はこちらのお社。
西院宮(手前)と住吉社(朱塗)
淳和天皇とその后・正子皇后ゆかりです。
なぜ、ここに奈良の神を勧請したのか
興味深い話が印象的でした。


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還来神社
正子皇后と実の母、そして
義理の母を祀ります。
一見なんの不思議もないようですが……
その秘密とは? 



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能舞台の屋根
熨斗瓦の彫り物に一同驚愕!
これからは上を向いて歩きましょう!(笑)


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西院野々宮神社 
現在は西院春日神社の御旅所になっていますが
やはり伊勢と奈良はなかなか重なりません。
なによりも宮中の賢所を拝領した本殿の姿
忘れられません……。
古代の創始、中世の繁栄、近世の遺響、
まさに皇城京都の縮図のような浄域です。

神社の西北あたりにかつて西院小泉城という
お城がありました。両城といえば二条城とここ。
本当に西院という地は歴史の宝庫ですね。



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住吉大明神社
西院春日神社の住吉社の故地。
春日神社に遷されて後も
ずっと人々の手で護られてきました。
これこそ西院という地の象徴といえます。
こういうところを逃さないのが清遊散歩です。



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近代の遺産? 折鶴会館。
見事に千年の歴史を一跨ぎ。
心配された雨も見事にもってくれて
さすがに持ってる清遊の会!!
なかなかの充実散歩でした。

次回の散歩はいつ、どこでしょう(笑)。

是非、楽しみにお待ち下さい。



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2015年01月31日

1月の講座ご報告

2015年は110日の島原界隈の散策で幕開け、またまた総勢30名での探訪となりました。

京都で最も古い花街の島原ですが、堤講師の案内で歩いてみると、こんなにたくさんの見どころがあったのかと驚きます。


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              島原西門跡、島原住吉神社にて 




31日の午前講座は、新年の皇室行事から装束の話へ、そして明治の宮中と女官の世界を覗き、宮中から公家へ、町方へ、奈良へ、大阪へと文化がこぼれこぼれた、まさにこぼれ話でした。


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お菓子は新年にちなみ、銘「初音」きんとん二種。


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もうひとつは、宮中にちなんで「あもやき」でした。

「あも」は御所ことばで「餡もち」のことだそう。


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午後は堤講師による圧巻の講座「京都創世 神々の謎に迫る!」


日本の神さまはどんな神? 神の訪れとは? 神の影向(ようごう)

とは? 


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つのまにか深遠な世界へ導かれ、お話は壮大な「天地開闢の神」

に至りました。


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三時間ではとても語りきれない神々のお話…


続編「京都の神々」を期待しています!


京都・清遊の会では本年も充実の講座を開催いたします。


本年もどうぞよろしくお願いいたします!!












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2014年11月27日

高瀬川散策 七条から五条 ご報告

1116日、好天に恵まれ、堤講師の案内で高瀬川沿いの散策を行いました。



今年は角倉了以が高瀬川を開削して四百年。


かつて七条内浜と呼ばれた高瀬川の船溜まりがあったところからの出発。総勢30余名の大散策となりました。



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松明殿稲荷にて。木喰(もくじき)上人の事績を聴いてびっくり!


この木喰さんは養阿正禅(ようあしょうぜん)、一乗寺狸谷不動院や六阿弥陀詣りゆかりの僧でもあったのですね。




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「任天堂」創業の地。花札製造販売から始まった任天堂の社名は運を天に任せる、の意から。風格ある建物、装飾も独創的です。


近くには一世を風靡した手描き花札の名店、松井天狗堂もありました。




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「ひと・まち交流館」の東側はもと菊浜小学校の跡地。この付近は舟廻し場であったそうです。


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七条新地にはいまも趣ある建物がたくさんあります。


祇園新地に二条新地、京都の花街談義にしばし花が咲きました。それにしても遊所と日吉大社、思いもかけぬ関連に地名の不思議を思い知りました。



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木屋町五条下ルにひときわ目をひく榎の大樹、榎大明神。


平安時代、源融(みなもとのとおる)の河原院のいわれもさることながら、

堤講師でなければ聞けない話の連続!


大明神向こうのレストラン「efish」の店名まで読み解く講師に脱帽です。


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おなじみ五条大橋の弁慶と牛若像。弁慶がもう一人おられました(笑)。



町名、地名に残る歴史をひもとき充実の半日はあっという間に終了しました。


お越しいただきました皆さま、お疲れ様でした。


堤講師の現地案内、次回をおたのしみに!



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                       七条仏所跡の山茶花 












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2014年07月25日

山鉾と町内散策、特別講座ご報告

暑中お見舞い申し上げます!



京都・清遊の会では、715日に「山鉾めぐりと町内散策」、21日には「清遊特別講座」を行いました。



今年は祇園祭の山鉾のなかでも一番南にある保昌山からめぐりました。



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保昌山は唯一縁結びのお守りを授与され人気の山。

会所として貴重な燈籠町会所。二階を見上げて(笑)

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太子山 会所は秦河勝の子孫である秦家。


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秦の始皇帝の宮殿、阿房宮を刺繍したみごとな前懸。
 

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秦家は「太子奇応丸」の調進で知られます

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木賊山は世阿弥の謡曲「木賊」に取材した山。

 
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隅飾りをおさえる飾り金具、よく見ると軍配のなかに兎が!

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そして堤講師ならではの町内散策。平等寺に新玉津島神社、繁昌神社に班女塚。


路地の奥を通って日吉神社へ。どこにいくの? ともかくついていかなくては…


最後は住吉神社で解散となりました。


町の中にこんなにお社があるのですね! しかも聞けば聞くほど奥深い!


いやいや驚きのご案内でした。




21日午前の講座は「七夕と京の雅」


 

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七夕にゆかりの花、仙翁(せんのう)。

室町時代、宮中や将軍家で催された「七夕花合せ」の主人公となり、いけばなの成立にも深くかかわりました。そして今もその名がのこる嵯峨鳥居本。

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笹飾りに願いをかけるだけのものではなく、京都の歴史に深く根ざした「七夕」を知っていただきたい、そんな思いも込めてお話ししました。

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下京の町堂として人々の崇敬をあつめた六角堂頂法寺。
華道発祥の地。

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旧暦七夕の頃、鮮やかに咲く仙翁をお菓子に。

御所の池に浮かべられたという「花扇」の仙翁をイメージし、

銘を「花あわせ」としました。

水面の表情は紫野源水さんならではです!




そして、午後は堤講師による「愛宕信仰の秘密」


愛宕さんの千日詣を控えて、愛宕神社の歴史や愛宕山の話が満載です!


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火の神様の秘密から愛宕山に棲む天狗さんの話、天狗さんが一休みするお寺、仲間の全国の天狗たちと、いつもながら自由自在、縦横無尽にクロスオーバーし、あっけにとられる場面も! 


驚いたり爆笑したりの3時間でした。


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愛宕の太郎坊。洛中に飛来する途中、羽を休めたお寺におられます!


翼はこうして生えている? こわーい顔

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飯綱の法で知られる権現


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白狐に乗った秋葉権現


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暑いなか、たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました!


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2014年04月07日

東本願寺界隈散策 報告

春爛漫の季節になりました。

33031日の両日、堤講師の案内で東本願寺界隈の散策を行いました。

御影堂門前の噴水で集合。桜も咲き始めています。


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渉成園に向かう正面通で。

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お小屋と呼ばれた詰所。東本願寺寺内町ならではの場所。

それに数珠屋町(じゅずやまち)という音の響きが加わって……。



「しら珠の数珠屋町とはいづかたぞ 中京越えて人に問はまし」(山川登美子)



渉成園(枳殻邸)へ。どんな景色が待っているのでしょう。

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臨池亭と滴翠軒 抹茶席と煎茶席の違いや、渉成園の水流など。

ためになるというか、知らなかった話ばかり。

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清冽な「滴翠」の滝はこちら。

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代笠席(たいりつせき) 煎茶三店の優雅な遊び。ここではとても面白いものも見ましたね!


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集まった皆さんの目線の下にあるのは……

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亀の井戸! 洒脱でユーモラスな意匠。

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立ち止まり、振り返り、思わぬところで思わぬ話の連続。

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渉成園の六分の一を占めるという印月池を渡り。

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傍花閣(ぼうかかく)はその名の通り、桜にかこまれて素敵です!

それに二階に上る階段の話、驚きでした。

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東本願寺、御影堂で─


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生きた信仰を伝える東本願寺。その典型がここにありました。

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世界最大の木造建築、御影堂。
その大きさに圧倒されながら、また話の内容にも圧倒されました。

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31日、五色の幕が張られた御影堂。翌日からの法要に備え、準備万端。

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菊の門から大寝殿を。徳川家と東本願寺の面白い話。


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堤講師の話は尽きません。まさに圧巻の東本願寺界隈散策でした。


二日間たくさんのご参加をいただき、ありがとうございました。

次回のご案内は計画中です。どうぞおたのしみに!

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2014年01月22日

平成26年 午歳新春特別講座 ご報告

1月13日、新春特別講座を催しました。

皆さんと新年のご挨拶を交わし、一日講座の始まりです。



まずは「新春の和菓子」講座から。

お楽しみの干支や御題菓子。くじを引いていただきました。

どのお菓子が当たったのでしょうか?(笑)

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干菓子は落雁にすはまの押物。まさに和菓子は芸術! 食べるのが惜しかったです…。

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歌会始と御題菓子から始まったお話。時代は明治にとびました。

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御所で行われた儀式。輿に乗っておられる御方は? 


今年だからこそ、この絵がご紹介したかったのです。

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菓子絵図帳の世界。菓銘と京名所が結びついていたりします。

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さて! つぎはお待ちかね、午歳に寄せての小講座。

 
 

馬好きの謎の講師? は馬にまつわる京都の歴史を生き生きと語ってくれました。

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馬琴と京都? 確かに馬はありますが……。
なるほど! 納得のひと駒(笑)。


午後は伏見の藤森神社に参拝しました。案内は堤講師。

本殿とともに御所より下賜された拝殿。割拝殿の典型です。

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絵馬堂にて 

まばゆい金の壁紙の中で、掲げられた絵馬を見上げながら、古今の馬談義に時を忘れました。

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八幡社にて 

三つの歴史が交錯する藤森神社の秘密、頭をウニにしながら必死でメモを取ります。

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御旗塚にて  

神功皇后のご聖徳が時を経て腰痛効験となる! 歴史の醍醐味、堪能しました。

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宝物殿も見学、まさに「勝負」にかかわる鎧や兜、駈馬神事のパネルなど馬尽くしの展示でした。

この日は寒い日でしたが、好天に恵まれ、講座も藤森神社参拝も無事に終えることができました。


さあ、2014年の幕開けですね。 

今年も座学や現地でご一緒に京都を駆け巡りましょう!

本年も倍旧のお引き立てをよろしくお願いいたします。


 

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2013年12月10日

下鴨神社界隈 現地案内ご報告

1128日と30日の両日、「下鴨神社界隈散策」を行いました。

紅葉も見ごろを迎えての散策、堤講師の案内はいつもながら驚きの連続(笑)となりました。


萩の名所、常林寺で。砂川の三寺院の歴史、萩の由来など聞きました。

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猿畠山法性寺(えんばくざんほっしょうじ) 屋根に向き合う猿の姿がみえるでしょうか?

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「はかり」や「そろばん」が鋳込まれた銅鐘。

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商人に崇敬された日蓮宗のゆかりを伝える鐘に見入りました!

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鴨川と高野川が出合う中洲にて。こんな場所でいったいどんな話…?


堤講師の詳しい説明に二本の松の木を見上げて「へー」と一同納得。

松竹撮影所の映画にまつわる話、水上勉の小説「出町の柳」の話もありました。

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「目玉の松ちゃん」こと尾上松之助の銅像前で。

さらに詳しい京都と映画の話、「出町柳」の由来について。

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いよいよ世界文化遺産「下鴨神社」へ。

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糺の森の紅葉はどうでしょうか? 
なんともいえず清々しい境内です。

もみじ橋。床紅葉ならぬ川紅葉。

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河合神社へ。 二つの鳥居、境内前の三井社、貴船神社、そして鴨長明の話。

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神宮寺址にて。 神仏習合、神仏分離の話を。

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赤橋(あけばし)と亀島。他では聞くことのできない話です!

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さるやで一服。ウニになった頭をほぐして!(笑)

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現大炊殿(おおいどの)、賀茂斎院跡にて。カモの神に仕える女性の話など。


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今でも神饌を調進されている大井炊殿前にて。蕃塀(ばんぺい)の話、神饌の話、そして人と神のかかわりについて熱く語られました。

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大炊殿内部。 神饌も展示されています。

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井上社のそば、タラヨウの木(葉書の木)の下で。 樹下(じゅげ)神事と女絵馬にまつわる話を。

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 舩ヶ島。まったく知らなかった秘密! 無社殿神地と下鴨神社最近の発掘成果についても。

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たっぷり3時間、でもあっという間の3時間でした!

ご参加の皆さんは積み重ねられたこの地の歴史の層に驚き、またカモの神様への畏敬の念を抱かれたのではないでしょうか。


晩秋の夕日が落ちる頃、糺の森をぬけ帰途に着きました。

今年の現地案内は終わりましたが、さて来年は堤講師、私たちをどこへ連れて行ってくれるのでしょう?

皆さま、どうぞお楽しみに!





 



 



 



 



 



 



 



 



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