2014年04月15日

魅惑の京都 東京講座 第3クールご案内

東京開催

魅惑の京都 第3クール ご案内!

                   



〈魅惑の京都〉東京講座の第3クールを下記の予定で開催いたします。


個別寺院解説あり、テーマ講座あり、いずれも他ではけっして聞くことのできない、


広い視野と深い知識に裏付けられた圧巻の内容です。


知らなかった、気付かなかった京都の魅力、存分にお楽しみ下さい!!




1回 429日(祝火) 江戸東京博物館


     驚きの法華寺院 京の三具足山(妙顕・妙覚・立本) 


2回 525日(日)  江戸東京博物館


     名前に秘密・青蓮院 天台門跡の底力!



3回 629日(日)  江戸東京博物館


     もう一つの祇園祭・粟田神社



4回 727日(日)  江戸東京博物館


     秦氏と太子の秘密・広隆寺の真実


5回 824日(日)  きゅりあん(品川区総合区民会館)


     怨霊と御霊 京の御霊信仰(八所御霊とは?)



6回 928日(日)  江戸東京博物館
 

     茶家と禅家 大徳寺と茶の湯文化

 



 ●時間は午後130分〜430分予定

    




華芳塔(石塔).jpg

    

   

  

   


  これは何の塔ですか? 妙覚寺です。


           

青蓮院 相阿弥の庭.jpg


    龍の心の池 龍が跨ぐ橋 青蓮院


 

粟田祭 阿古陀鉾.jpg

  

            

              

   粟田神社でもっとも大切な剣鉾・阿古陀鉾



広隆寺 いさらい.JPG   



 これが問題の井戸 広隆寺「いさら井」

 ただ、「いさら」だから「イスラエル」

と、そう単純なものではなかったりして……



下御霊神輿朱雀.JPG

下御霊猿田彦神輿.JPG

      



  これはなんですか? 下御霊神社 神輿


霞床席.jpg   

床の間と富士山 茶と禅と日本 大徳寺・玉林院 霞床



受講料


全回一括お振込みの場合、総額18000円を15000円に割引いたします。

各回ごとのお振込みでも一括のお振込みでも、振込手数料は恐縮ですがご負担ください。


お申込み要領


お名前、ご住所、電話、全回か各回ご参加かを明記の上、ファックス、ホームページからお申込みください。右上のお申込みフォームからもお申込みいただけます。

お申込み頂いた方には、ご入金確認後、事務局より参加証を送付いたします。

講義当日にご持参、ご提示ください。ご不明な点は下記事務局までお問い合わせください。


お振込先


 みずほ銀行 出町(でまち)支店(587)  普通 1161285   名義  京都 清遊の会


 ゆうちょ銀行(振替口座) 00937233813 京都・清遊の会

(他行からお振込みの場合の口座番号は、099 店099当座023813


申し込み〆切


お申し込みは随時受け付けております。ただしレジュメ作成の都合上、事前申込制とさせていただきますので、ご参加回の一週間前までにお申し込み下さい。



講師紹介


堤 勇二 

同志社大学・京都学園大学非常勤講師。1958年生まれ。同志社大学文学部卒業。京都の出版社で京都検定公式テキストの編集を始め、京都関係、日本の伝統文化・芸能書籍の編集を経て、現在フリーの京都学講師。京都商工会議所の京都検定講座や各種の京都関係講座などを行う傍らさまざまなテーマで京都の奥深さを発信する。主著に「京都・祇園祭手帳」「京都・世界遺産手帳」、共著に「京都・観光文化への招待」など。



京都・清遊の会 事務局 

6038341 京都市北区小松原北町13530108

TEL&FAX075-465-9096  

e-mail: info@kyo-seiyu.net   URL: http://www.kyo-seiyu.net

posted by 清遊 at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月07日

東本願寺界隈散策 報告

春爛漫の季節になりました。

33031日の両日、堤講師の案内で東本願寺界隈の散策を行いました。

御影堂門前の噴水で集合。桜も咲き始めています。


000-1.JPG


渉成園に向かう正面通で。

001。.JPG


お小屋と呼ばれた詰所。東本願寺寺内町ならではの場所。

それに数珠屋町(じゅずやまち)という音の響きが加わって……。



「しら珠の数珠屋町とはいづかたぞ 中京越えて人に問はまし」(山川登美子)



渉成園(枳殻邸)へ。どんな景色が待っているのでしょう。

P1270965.JPG

臨池亭と滴翠軒 抹茶席と煎茶席の違いや、渉成園の水流など。

ためになるというか、知らなかった話ばかり。

002。.JPG

清冽な「滴翠」の滝はこちら。

002-1.JPG


代笠席(たいりつせき) 煎茶三店の優雅な遊び。ここではとても面白いものも見ましたね!


003.JPG



集まった皆さんの目線の下にあるのは……

004.JPG



亀の井戸! 洒脱でユーモラスな意匠。

005-1 .JPG



立ち止まり、振り返り、思わぬところで思わぬ話の連続。

005.JPG

渉成園の六分の一を占めるという印月池を渡り。

DSCF6135.JPG

P1280027.JPG


傍花閣(ぼうかかく)はその名の通り、桜にかこまれて素敵です!

それに二階に上る階段の話、驚きでした。

007-1.JPG

006傍花閣.JPG


東本願寺、御影堂で─


P1270944 - コピー.JPG


P1270881.JPG



生きた信仰を伝える東本願寺。その典型がここにありました。

007.JPG



世界最大の木造建築、御影堂。
その大きさに圧倒されながら、また話の内容にも圧倒されました。

008.JPG


31日、五色の幕が張られた御影堂。翌日からの法要に備え、準備万端。

009五色の幕.JPG


菊の門から大寝殿を。徳川家と東本願寺の面白い話。


011.JPG
010菊の門から.JPG

堤講師の話は尽きません。まさに圧巻の東本願寺界隈散策でした。


二日間たくさんのご参加をいただき、ありがとうございました。

次回のご案内は計画中です。どうぞおたのしみに!

P1280045.JPG





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



  

 

 

 

 

 

 





 



posted by 清遊 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月05日

清遊ブログ  同志社の梅に

三月に入り寒い中にも春の兆しが感じられるようになりました。


風は冷たいけれどよく晴れた日、同志社大学の今出川キャンパスで。


御所の今出川御門向かいの正門から入って歩いていると満開になった白梅の木が目に入りました。

誘われるように木の下にきて見上げると、通路をはさんで向かい側に「クラーク記念館」がそびえるように建っています。

クラーク館1.JPG



いつもは学生たちで賑やかなキャンパスも今は春休みの時期だからでしょうか、ほとんど人気がなく、青空をバックに建つレンガ造の建物は
1枚の絵のよう。
空に向かって延びる尖塔も胸のすくような気持ち良さです。


クラーク記念館は神学館としてチャペルをもち同志社今出川キャンパスのシンボル的な建物。

クラーク館2.JPG クラーク館3.JPG
(新島襄永眠後、卒業生らが神学館建設に奔走していたところ、アメリカのクラーク
 夫妻が早世した息子のメモリアルのために寄付したもの。
1894年。重要文化財)


飽かずにしばらく眺めてまた歩き出し…


よく見るとここにもあそこにも、とあちこちに梅が咲いています。

紅梅も白梅もとりまぜて。

「ハリス理化学館」の横には白梅。清々しい白です。向こう側に見えるのは相国寺の屋根。風があるのでいい香りがしてきます。

ハリス白梅0.JPG

ハリス白梅1.JPG

今年初めての梅の香にうれしくなりました。


この建物の前は紅梅が植えられていました。ハリス理化学館は二階が記念ギャラリーになっていますので、昨年見学された方もおられるかもしれません。

ハリス1.JPG

ハリス2.JPG

清遊の会でも昨年六月に京都講座の一環で、相国寺とこの今出川校内をご案内しましたが、そのときは梅の木がこんなにあるとは気づきませんでした。


咲いてこそ気づくというもの、ですね(笑)


NHK
大河ドラマは「八重の桜」のタイトルで、八重さんは桜にもたとえられましたが、同志社の創立者で夫の新島襄はじつは梅をたいへん好んだのだそうです。

新島襄は「寒梅」によせて漢詩二篇を残しています。


 

 庭上一寒梅 笑侵風雪開

 不争又不力 自占百花魁


 
 
 庭上(ていじょう)の一寒梅(いちかんばい) 

 風雪を侵して開き笑(咲)く

 争はずまた力(つと)めず  

 自ずから占(し)む百花の魁(さきがけ)


 

一番咲きを競ったのでなく、自らの力で咲いて、百花のさきがけとなった寒梅。春の陽気に誘われて咲く桜ではなく、厳しい寒さに耐えて咲こうとする梅。


そんな梅を称えて、含蓄の深い詩。


もう一篇、


 

 真理似寒梅 
敢侵風雪開

 

 
 

 真理は寒梅に似り

 敢えて風雪を侵して開く


 

この詩は、お隣の「同志社礼拝堂」脇の「寒梅碑」に刻まれています。

寒梅碑1.JPG

開拓者としての道は険しい道。新島襄は寒梅のように生きたいと願い、まさにそう生きた人でした。そして妻の八重もまた襄に寄り添い、夫亡き後もその精神を受け継いだ生涯を送りました。

襄と八重l.jpg

礼拝堂の前には紅梅と白梅が左右に植えられています。

チャペル梅4.JPG

P1270471.JPG

いま仲良く咲きそろう満開の梅。

 
チャペル梅1 - コピー.JPG 

チャペル梅2 - コピー.JPG

この紅梅と白梅。襄と八重にたとえておきましょう。(笑)

隣の紅梅とも調和して、馥郁たる香が匂っていました。


礼拝堂はプロテスタントのチャペルとして日本に現存する最古の建物です。


チャペル1.JPG 

チャペル6.JPG 

P1270517.JPG

(正面に円形のバラ窓、左右にアーチ窓、その前に屋
根と尖りアーチの入口を持つ。
1886年。重要文化財)


礼拝堂の西には彰栄館が建っています。京都では最古のレンガ造建築です。

彰栄館4.JPG
(礼拝堂とともにアメリカン・ゴシック建築。内部は
 純和風。
1884年。重要文化財)


横に回ってみると塔屋がよく見えます。

彰栄館3.JPG

この塔屋は鐘塔と時計塔を兼ねています。風格をそなえた美しさですね。惚れ惚れします。


ここにも梅が咲いていました。お気に入りの1枚、ごらんください。

彰栄館梅3.JPG


さて、せっかくここまで来ましたので、新しくできた「良心館」を覗いてみましょう。


良心館5.JPG

立派な建物ですね!

良心2.JPG


良心館は烏丸通に面し、地下鉄今出川駅の連絡口もあります。

向かいは尼門跡の大聖寺、その隣はやはり同志社大学の「寒梅館」(写真下)があります。

寒梅館.JPG


 

良心館は地階につづく大きな階段があり、降りると吹き抜けのテラスになっています。

良心5.JPG


1階は広―い廊下を進むと、これまた広々したカフェテリアがあります。

良心3.JPG

カフェテリア.JPG

廊下には、有難いことに案内板が設けられ、工事中に出土した相国寺の遺物が展示してあります。

パネル0.JPG

パネル2−1.JPG 

パネル1.JPG

瓦.JPG

床にも仏堂の基礎に使われた石などが見えるようにディスプレイされています。

仏堂柱基礎跡.JPG



また歴史遺産シアターとしてパネルが設置され、この地の歴史や出土品の解説が行われています。

シアター4歴史遺産.JPG

シアター1.JPG 

シアター2.JPG

シアター2−0.JPG


相国寺や花の御所など、いずれ、清遊先生にぜひとも講義をしていただきたいですね!


ここ1階のフロアは一般の人も入れて、廊下を歩きながら歴史の一端に触れることができますので、御所や相国寺など近辺に来られる折に立ち寄ると面白いかもしれません。


そうそう、先生は四月から母校同志社大学で講義を持たれるのだそうです。


フラッと立ち寄られたキャンパスで、もしも…先生を見かけたらお声掛けください!()



キャンパスの風格ある赤レンガの建物と清楚に咲く梅は、冬枯れの景色に疲れた目にまぶしく映りました。

チャペル梅3.JPG


ひとつひとつの建物は同志社英学校として出発して以来の歴史を繋いできた証し。

そして、同じ場所でも季節が移れば景色も変わるように、校内の梅の木にも初めて気づかされました。


いよいよ春。待ち望んだ季節ですね。心動かされる風景に、また出会えますように─。


P1270480.JPG




posted by 清遊 at 21:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 清遊ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月30日

魅惑の京都 第2クールのお知らせ

京都・清遊の会

 魅惑の京都 ご案内


 弊会では下記の日程で「魅惑の京都」講座第2クール
(京都会場)
開催いたします。
 お誘い合わせの上、ふるってご参加下さい。

※講義はいずれも午後130分から430分頃まで。

2月22日(土) 職員会館かもがわ

「天神信仰と北野天満宮」


 北野天満宮の案内だけではなく、
 天神信仰の起こりと広がりもご紹介します。
 寒門から位人臣を極め、不幸の果てに怨霊と化した
 悲劇の天才、道真の生涯についてもお話します。
 どうぞご期待下さい。



天神 怨霊.JPG 

本殿の後ろに、
いずれ劣らぬ強力な怨霊のオンパレード
なぜこの方々がここに?


天神 上七軒.JPG 

旅情を誘う上七軒のつなぎ団子
この風情もまた天神信仰のなせるわざ


天神 谷保天神絵馬 野暮天語源.jpg 

谷保天満宮の絵馬
ここから生まれたある言葉 ご存じ?



3月29日(土)職員会館かもがわ

「東本願寺の圧巻!」 


 西本願寺と同時に建立されながら、世界遺産からは洩れたのはなぜ?

五度の大火を経ながら、そのたびに巨大になって復活する
 不死鳥の巨刹の魅力を存分にお楽しみ下さい。



東本願寺 亀.JPG 

ユニークな意匠です。
この庭はいつきても飽きませんね。


東本願寺 橋.JPG 

いいなあ! この形、この景色。
この橋、また名前がいいんだなあ!!


東本願寺 視聴覚.jpg 

おやおや、一転して今度は近代的意匠!
新旧が緩やかに交差するお寺、それが東本願寺です。




4月26日(土) 職員会館かもがわ 

「巨刹・知恩院 浄土信仰の総本山」 

     


 知っているようで意外に知らないのが知恩院というお寺です。
 広い境内を隅々まで歩いたことありますか? 
 三門楼上からだけでは決して分からないこの寺の魅力、
 是非お伝えしたいです。

知恩院 五味.JPG 

やはりこの方についてお話しましょう。


知恩院 拝堂内部.jpg 

ここには行かれましたか?
ここに座ってこそ、この寺の素晴らしさがわかります。


知恩院濡れ髪.JPG 

濡髪祠 
この祠の前も後も大事なんだなあ!



 

5月31日(土) 職員会館かもがわ 予定

「天台の眼目 古刹・青蓮院」


 天台宗三門跡の一つ。平安の雅と貴族の風雅、
 そして皇室の縁を伝える古刹・青蓮院。
 もっとも京都らしい寺院の一つがこの寺院だと思います。
 ところでタイトルに「天台の眼目」とつけた理由、
 お分かりですか?

青蓮院 庭.jpg 

ここ、お庭、いいですよね。
たくさんありますよね。
ライトアップだけじゃないんです。
本当の魅力は日常の中に……


青蓮院 青.jpg 

青蓮院といえば青不動。
周辺の話も是非お楽しみ下さいね。


青蓮院 楠.jpg 

見よ! この圧倒的存在感!
皆さんの誰よりも長生きなんです。
たくさんの出来事、見てきてます。


ご参加費 
 全回申込は
12千円を1万円に割引。 
 各回
申込一回3千円。


※お名前、ご住所、お電話、全回か各回かを明記の上、
メール・ファクス
・本ホームページ右上の
「お申し込みフォーム」
にてお申込みください。(前金制)

振込先

・京都銀行  紫野支店(162)  普通3236638  京都清遊の会代表西山祐子

・みずほ銀行 出町支店(587 普通1161285  京都清遊の会


330日(日)31日(月)の両日、
 東本願寺界隈散策を予定しています
 講座とあわせて是非ご参加下さい。
 詳細は別途案内いたします。

posted by 清遊 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

平成26年 午歳新春特別講座 ご報告

1月13日、新春特別講座を催しました。

皆さんと新年のご挨拶を交わし、一日講座の始まりです。



まずは「新春の和菓子」講座から。

お楽しみの干支や御題菓子。くじを引いていただきました。

どのお菓子が当たったのでしょうか?(笑)

三種、祝馬・萬里・波静_R.JPG



干菓子は落雁にすはまの押物。まさに和菓子は芸術! 食べるのが惜しかったです…。

P1260605 - コピー.JPG



歌会始と御題菓子から始まったお話。時代は明治にとびました。

CIMG3269.JPG


御所で行われた儀式。輿に乗っておられる御方は? 


今年だからこそ、この絵がご紹介したかったのです。

DSCF4745.JPG



菓子絵図帳の世界。菓銘と京名所が結びついていたりします。

講座風景.JPG 



さて! つぎはお待ちかね、午歳に寄せての小講座。

 
 

馬好きの謎の講師? は馬にまつわる京都の歴史を生き生きと語ってくれました。

002_R.JPG


馬琴と京都? 確かに馬はありますが……。
なるほど! 納得のひと駒(笑)。


午後は伏見の藤森神社に参拝しました。案内は堤講師。

本殿とともに御所より下賜された拝殿。割拝殿の典型です。

P1260768.JPG



絵馬堂にて 

まばゆい金の壁紙の中で、掲げられた絵馬を見上げながら、古今の馬談義に時を忘れました。

001_R.JPG



八幡社にて 

三つの歴史が交錯する藤森神社の秘密、頭をウニにしながら必死でメモを取ります。

004_R.JPG



御旗塚にて  

神功皇后のご聖徳が時を経て腰痛効験となる! 歴史の醍醐味、堪能しました。

003_R.JPG



宝物殿も見学、まさに「勝負」にかかわる鎧や兜、駈馬神事のパネルなど馬尽くしの展示でした。

この日は寒い日でしたが、好天に恵まれ、講座も藤森神社参拝も無事に終えることができました。


さあ、2014年の幕開けですね。 

今年も座学や現地でご一緒に京都を駆け巡りましょう!

本年も倍旧のお引き立てをよろしくお願いいたします。


 

posted by 清遊 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

お知らせ

JEUGIAカルチャーKYOTOだより

人に教えたくなる! とっておき京都ガイド 


2
月 梅の香にさそわれて 小野小町と随心院辺り 

3月 一般公開に先がけて 京都御所 U ─絵画でたどる歴史のひとこま─ 

4月 知らなかった京都! 清水寺 バーチャル案内

小野梅園.JPG

随心院の梅.JPG 

       随心院 小野梅園とはねずの梅


践祚.JPG 

       
              京都御所 睦仁親王 皇位継承


V0000481 - コピー.JPG
           清水寺 仁王門と西門


美しい京都、知らなかった京都。

女性から見た京都を独自の視点でお話しています。
 

歴史の深みとともに、誰かに教えたくなるお得な情報も満載。


お誘い合わせの上お出かけください!

 
 


●講師 中川祐子(京都・清遊の会主宰)


●第3水曜 午前1030分〜12
  第3木曜 午後7時〜830分       体験講座随時


★ご当地講座

   
2月3日(月) 12時20分〜
   
       

        「京の節分で厄払い」 須賀神社、平安神宮「大儺の儀」見学

   4月21日(月) 10時30分〜
        
       
        

        「奥丹清水」豆腐工房見学と清水寺ガイド


  

  お申込み・お問い合わせは 電話1(プッシュホン) 0752542835まで

           四条河原町西入 シカタビル8階 JEUGIAカルチャーKYOTO

posted by 清遊 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月10日

下鴨神社界隈 現地案内ご報告

1128日と30日の両日、「下鴨神社界隈散策」を行いました。

紅葉も見ごろを迎えての散策、堤講師の案内はいつもながら驚きの連続(笑)となりました。


萩の名所、常林寺で。砂川の三寺院の歴史、萩の由来など聞きました。

001.JPG


猿畠山法性寺(えんばくざんほっしょうじ) 屋根に向き合う猿の姿がみえるでしょうか?

002-1.JPG

「はかり」や「そろばん」が鋳込まれた銅鐘。

002-3.JPG


商人に崇敬された日蓮宗のゆかりを伝える鐘に見入りました!

002-2.JPG



鴨川と高野川が出合う中洲にて。こんな場所でいったいどんな話…?


堤講師の詳しい説明に二本の松の木を見上げて「へー」と一同納得。

松竹撮影所の映画にまつわる話、水上勉の小説「出町の柳」の話もありました。

003.JPG




「目玉の松ちゃん」こと尾上松之助の銅像前で。

さらに詳しい京都と映画の話、「出町柳」の由来について。

004.JPG



いよいよ世界文化遺産「下鴨神社」へ。

005.JPG

糺の森の紅葉はどうでしょうか? 
なんともいえず清々しい境内です。

もみじ橋。床紅葉ならぬ川紅葉。

006.JPG

 

007.JPG


河合神社へ。 二つの鳥居、境内前の三井社、貴船神社、そして鴨長明の話。

008.JPG

河合神社の紅葉.JPG


神宮寺址にて。 神仏習合、神仏分離の話を。

009.JPG

 
赤橋(あけばし)と亀島。他では聞くことのできない話です!

010.JPG


さるやで一服。ウニになった頭をほぐして!(笑)

さる餅.JPG



現大炊殿(おおいどの)、賀茂斎院跡にて。カモの神に仕える女性の話など。


011.JPG



今でも神饌を調進されている大井炊殿前にて。蕃塀(ばんぺい)の話、神饌の話、そして人と神のかかわりについて熱く語られました。

012.JPG



大炊殿内部。 神饌も展示されています。

P1250236.JPG



井上社のそば、タラヨウの木(葉書の木)の下で。 樹下(じゅげ)神事と女絵馬にまつわる話を。

013.JPG

 舩ヶ島。まったく知らなかった秘密! 無社殿神地と下鴨神社最近の発掘成果についても。

014.JPG


たっぷり3時間、でもあっという間の3時間でした!

ご参加の皆さんは積み重ねられたこの地の歴史の層に驚き、またカモの神様への畏敬の念を抱かれたのではないでしょうか。


晩秋の夕日が落ちる頃、糺の森をぬけ帰途に着きました。

今年の現地案内は終わりましたが、さて来年は堤講師、私たちをどこへ連れて行ってくれるのでしょう?

皆さま、どうぞお楽しみに!





 



 



 



 



 



 



 



 



posted by 清遊 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月22日

源氏物語 絵画展のお知らせ

 中村帆蓬さんの

 古典を楽しむ 「源氏物語」 挿絵展 Y 

            
          ─
若菜 から 幻 ─ 

     
         11
26(火)〜 121() 11時〜6時(最終日5時まで)

      於 ぱるあーと (京都市上京区西洞院通丸太町一筋上ル)



錦秋の頃となりました。

中村帆蓬(はんほう)さん「源氏物語」挿絵展が催されます。

P1230811.JPG


古典絵画を品格あるタッチで描く中村さんの画、もうおなじみですね!


今回のPART Y は、「若菜(わかな)上 〜 幻(まぼろし)」(34帖〜41帖)。

若菜上、若菜下、柏木、横笛、鈴虫、夕霧、御法、幻の巻。

王朝人の織りなす典雅な世界にも哀感ただよう場面が見え隠れしています。


ぜひともお誘い合わせの上お出かけください。


P1230812.JPG

 1128日午前11時より 
   中村さんによるストーリーと絵画の解説が行われます。
                  (資料代5百円要)
    
   ご希望の方は下記までお問い合わせください。

                
               
京都・清遊の会事務局  
                             Email: info@kyo-seiyu.net


P1240301.JPG 


 

 

posted by 清遊 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月11日

現地案内のお知らせ

「下鴨神社界隈」現地案内

秋も深まり紅葉の頃となりました。


下鴨神社や界隈を、堤講師の案内で散策してみませんか?

歴史の深みにはまることうけ合いです!!


開催日   (両日とも締め切らせていただきました)
(平日)1128(木) 雨天時29(金)
(休日)   30(土) 雨天時12月1日(日)

時間

 1320 京阪電車・出町柳駅集合
 1330より 出町界隈・下鴨神社案内
 (途中、糺の森「さるや」で休憩しますが、「申餅」等飲食費は実費でお願いします)
 1600 終了予定(京都市バス「下鴨神社前」解散)

参加費
 お一人2500円(下鴨神社大炊殿拝観料500円含む)

内容 下鴨神社境内と…他は内緒 ハート(トランプ)(驚いて下さい!)

下鴨 楼門.JPG
                         下鴨神社 楼門

糺の森紅葉2.jpg
                         糺の森 

   
                                   

                      
※お申込みは、参加者名、希望日、電話
(当日の連絡先)を明記の上、

  ファクスあるいはメールでお願いいたします。(事前振込制)

  京都・清遊の会事務局   TEL&FAX 075-465-9096
                      e-mail:info@kyo-seiyu.net  

posted by 清遊 at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月05日

清遊ブログ    亥の月、亥の日に

11月に入り、いよいよ秋も深まってきました。

京の北郊、鷹峯・源光庵では薄や色づき始めた紅葉がやわらかな景色を見せています。

源光庵.JPG



さて和菓子好きにとっては
11月といえば「亥の子餅」。

先日、二条通り寺町東入の京料理「二條 ふじ田」に出かけ、美味しいお料理の最後に出されたのが今年初めての「亥の子餅」でした。

DSCF4057.JPG

ほかには光琳菊の薯蕷饅頭と可憐な桔梗をあらわした外郎製。

秋の到来を感じさせる和菓子です。

DSCF4052.JPG

DSCF4054.JPG
             (いずれも二條若狭屋製)


亥の子餅はほかにくらべて地味なお菓子ですが、じつは京都ではこの時季のたいせつなお菓子です。


平安時代に遡りますが、陰暦10月の亥の日、禁裏では御玄猪(おげんちょ)の儀式が行われていました。
御玄猪の式は、10(亥の月)の亥の日に行われ、無病息災と、猪の多産にあやかり子孫繁栄を祈ったもので、天皇から官人に餅を賜わる行事でした。

餅は、赤、黒、白の三色で、官位によって餅の色や数が決められ、紙に包み、初めの亥の日には菊の葉を、中の亥の日には紅葉の葉を、下の亥の日には銀杏の葉を添え包んで下賜されたといいます。

玄猪包香合.JPG 

玄猪包香合 中村帆蓬画 
江戸時代の陶工で優れた芸術家でもあった仁清が
玄猪包の意匠を香合に見立てたもの。



餅は、大豆・小豆・大角豆
(ささげ)・胡麻・栗・柿・糖(水あめ)の7種の粉で作ったといわれ、現在、玄猪の餅に由来する亥の子餅は京の和菓子屋ではそれぞれに中身を工夫して作られています。


11
1日、京都御所の西向かいにある護王神社では亥子祭が営まれ、亥の子餅を舂(つ)く神事が古式にのっとり行われます。

亥の子祭3.JPG 護王神社亥の子祭 御舂(おつき)の儀

亥の子祭 (2).JPG 御玄猪調貢の儀 御所の清所門にむかう。


護王神社では狛犬のかわりに狛いのししが相対しているのをご存じの方も多いでしょう。

護王神社.JPG

護王神社狛いのしし1.JPG 護王神社狛いのしし2.JPG


護王神社は和気清麻呂(わけのきよまろ)と姉の和気広虫(ひろむし)がお祀りされていますが、ちょっと由緒をひもといてみましょう。

奈良時代末、称徳天皇は弓削道鏡(ゆげのどうきょう)という僧に信頼を寄せ、天皇の位を譲ろうとされました。そして宇佐八幡宮のご神託を受けに清麻呂をお遣わしになりました。
しかし清麻呂は、皇位には皇族をあてるべしとの神託を上奏したのです。
道鏡の野望から皇統を守護した清麻呂はそのため道鏡の怒りにふれ、穢麻呂
(きたなまろ)と名を変えられ、足の腱を切られ大隅国(鹿児島県)に流罪となりました。
大隅に向かう途中、宇佐八幡に立ち寄ろうとすると、どこからか現れた三百頭のイノシシが清麻呂の輿を守り、宇佐へ清麻呂を無事に送りとどけました。
そして宇佐に着いた時には清麻呂の足も平癒していました。この故事にちなみ猪が神使となったといわれています。


和気清麻呂はのちに復権し、桓武天皇のもと平安京の造営大夫となって活躍しました。

清麻呂の御廟は高雄の神護寺にありますが、明治になって御所の西の現在の地に護王神社として遷座されました。

和気清麻呂御廟.JPG

CIMG5242.JPG
 
           神護寺の和気清麻呂公廟所


清麻呂像.JPG
護王神社の清麻呂像



また洛西の愛宕山に鎮座する愛宕神社も猪を神使としています。


社殿や鳥居に彫り物が見られ、神仏習合時代には勝軍地蔵と摩利支天をお祀りしていました。

摩利支天は日月の光を神格化したもので、天女の姿で足元に猪を踏んでいることから神使となったとされます。

摩利支天.jpg 

摩利支天 一切の災難を除き、身を隠す術を得ると信じられ、
武士の守護神としても崇められられた。



11
月亥の日に行われる例祭では火難除けと子女の良縁があるよう祈り、家では萩の餅を配り、炬燵(こたつ)開きを行ったといいます。この日に炬燵を開けると火難を免れるのだそうです。

愛宕さんの「火迺要慎」(ひのようじん)の祠符は京都のどこの家にも台所などに貼って火難除けとされ、京都で火伏せの神様といえば愛宕さんということになります。

また萩は樒(しきみ)とともに愛宕山の名物とされ、「萩に猪」は愛宕さんにとって欠かせないものでありました。

「獅子に牡丹」と同様に「萩に猪」は今では花札に見られるくらいではないでしょうか。

摩利支天は禅宗や日蓮宗の寺院にも勧請されています。

東山建仁寺の禅居庵、西陣の本法寺には摩利支天堂がありますね。ほかにももっとあるでしょう。



堀川寺ノ内の本法寺は静かな佇まいの寺院ですが、近辺にも宝鏡寺や表千家、裏千家などの茶家があり、しっとりした雰囲気を味わえるところです。


P1100617.JPG
                       本法寺 楼門

P1100598.JPG

P1100587.JPG

本法寺境内 
現在本堂修理中のためお庭は見学できませんが、多宝塔建築や開山堂、
本阿弥光悦手植えの松、長谷川等伯像などを見ながら散策を楽しめます。いいところです!

P1230163.JPG


P1100626.JPG 

         本法寺の摩利支天堂と堂前の狛いのしし



本法寺を出るとお向かいは裏千家。軽快な屋根の兜門が見えています。

P1230143.JPG
                 裏千家今日庵

P1230150.JPG

                 表千家不審庵

P1230147.JPG


本法寺の向かいは裏千家、そして表千家があり、内弟子さんや着物姿の女性などお茶にかかわる人たちが行きかいます。
近辺には職家、茶道具屋、和菓子屋、和傘や和装の店などがあり、京都らしさが感じられる場所でもあります。


11
月は茶家では風炉をしまい、炉を開く炉開きの時季となります。

また春に新茶を詰めて保管しておいた茶壺の封を開ける「口切」(くちきり)にあたり、口切や炉開きの茶事、茶会が行われます。茶の湯の世界ではまさにお正月ともいえる行事です。

この口切や炉開きの茶によく出されるのが亥の子餅。

茶の湯にことよせて千家の近くにあります茶道具店、平松栄祥堂で猪にちなんだお道具を見せていただきました。

安南写いのしし香合.JPG

          安南写 猪香合 久世久宝作

膳所焼茶碗.JPG

        膳所焼 猪の画茶碗 岩崎新定作


お茶碗のなかでいのししが駆けているようですね。

栗の絵のお茶碗でお茶をいただき…。

P1230448.JPG


紅葉のお茶碗も拝見し─

こんな錦繍の景色ももうすぐですね!

永楽即全造紅葉の画茶碗.JPG

              仁清写 永楽即全造



さてさて、亥の日には建仁寺の塔頭、禅居庵にお参りしました。

何を隠そう、じつは亥歳生まれなのです。

禅居庵摩利支天.JPG


P1230910.JPG

禅居庵摩利支天堂.JPG
               摩利支天堂

P1230900.JPG

参道には山茶花がたくさん咲いていました。 


お参りのあと、近くの鍵甚良房へ。

鍵甚看板.JPG


これが今日の眼目??(笑) 鍵甚の亥の子餅。

亥の子餅4.JPG

亥の子餅1.JPG


まるで瓜坊の背のようなお餅のなかにはなんと柿、栗、銀杏が入っています!

P1240011.JPG


亥の子餅には肉桂が入っていることが多いのですが、肉桂の香りはなく、胡麻の風味とあっさりしたこし餡が中身を引き立てていました。一風変わった亥の子餅ですが秋の木の実が現代風です。


亥の日に亥の子餅をいただき、今日の取材は終了となりました。


美味しいものをいただける幸せ。そしてこんな楽しい町歩きができる幸せ。

秋の空気をいっぱいに吸って、快復した足で、また京の町を元気に歩ける喜びをかみしめた一日でした。

002.JPG

posted by 清遊 at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする